塗り残しや追加請求

でも、契約内容に含まれてないからといって、細かい部分を塗り残される場合や、追加請求をされることもあります。 実際に見積もりの時に気づかないでも、足場を組んでからはじめて塗る必要がある細かいものに気づくことは、少なくありません。 できるだけ、もれのないように見積もってもらい、たとえば換気口のような、「細かいものもすべて塗る」といった一筆をしてもらうことも必要になります。

契約以外のもの

ただし、「契約どおりじゃない」というトラブルも多い中、契約以外のもの、たとえば下屋根や塀、門まわりなど、明らかに手間が掛かるもので、「工事のついでに」という感覚でのサービス工事の要求は、今後も家の事を思って一生懸命仕事する業者だからこそ、お互いに約束を守るために、控えて欲しいところもあります。 また、表面上はわからなくても、実は「木部の中身が腐っていてスカスカのスポンジ状だった」というようなことも、足場組立後に気づくことがあります。

これも見積もり段階のときに、細かいところなどすべて把握するのは困難です。 交換しなければいけない場所は、大工さんや材料の手配などに3、4日掛かるでしょうから、足場を組んでからすぐに、早い段階からくまなく調べてもらうことです。

後から作業するその時になって気づくと、数分でできる応急的なパテやシーリング材での処置や、もっと悪くすれば中身を触れずに仕上げられることもないとは言えないからです。

わかりやすく料理でたとえれば、後はルーを入れるだけでカレーが完成というときに、ジャガイモがない事に気づいても、「買いだし・皮むき・ボイル」の手間を考えた時、そのまま完成させて食べてしまうのと一緒です。

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